果物と野菜の栄養価の違いは?
私の友達で野菜を一切口にしない人がいます。その子はその代わり果物をよく食べます。彼によると野菜の代わりに果物を幼少の頃から食べているそうなのです。野菜を食べなくても良いのかと聞くと「どちらも栄養価は同じだから大丈夫」だと言い切ります。
たしかに果物と野菜を両方比べてみて栄養価はほぼ変わらないようにも思います。例えば両方とも食物繊維やビタミンは豊富に含んでいますし、果物にはフルクトースやグルコースなどの糖類が多く含まれている以外には特別違いは見つけられません。糖分の多い果物ばかり食べているとカロリーも高いし、糖尿病にもなりやすいとは思いますがそれ以外に野菜の代わりに果物を過剰に食べるデメリットってあるのでしょうか?
こんなに楽して必要な栄養分を摂取できるのなら自分も真似したいと思います。(冗談ですがね)
とあるサイトからの引用。
「野菜」と「果物」は、ビタミン、ミネラル、食物繊維の供給源であり、エネルギーや脂肪が少なく、また健康維持や病気予防に役立つ成分を含んでいます。食事バランスガイド、食生活指針において、「野菜」は、毎食食べるべき食品、「果実」は、1日1回摂取することが望ましい食品とされています。成人の1日の摂取量の目安として、健康日本21では、「野菜」は成人1日あたり350g、そのうち緑黄色野菜120g以上としています。「果実」は食事バランスガイドにおいて、1日200gが望ましいとされています。
「野菜」と「果実」では、食事での役割が異なります。「野菜類」、「果実類」の栄養素量の平均値を比較すると、「野菜類」は果実類に比べ、水分、たんぱく質、ナトリウム以外の無機質、ビタミンDおよびC以外のビタミン、食物繊維が多く、様々な料理に用いられます。一方、「果実類」は野菜類に比べ、エネルギー、炭水化物が多く、甘みと酸味をもち特有の芳香、味、彩りを持つものが多く、水菓子と言われてきました。また、野菜類と異なり加熱せずに摂取できるため調理損失が少なく、色彩、甘味、酸味を生かす料理に用いることが可能です。
ビタミンDなどは 主に魚から取れる栄養素、なので、果物主義の方はなかなか摂ることができません。
ビタミンDは腸からのカルシウム吸収を助ける働きがあり、骨粗鬆症の予防に不可欠なビタミンです。
引用ここまで。
こんなもんでどうですか。
ベジタリアンはいますが、フルーツばかり食べている人がいる、という話は聞きませんよね。私は聞いた事ありません。
いないという事は何らかの問題があるのでしょうね。
あと、南国産の果実(バナナやパイナップルなど)を食べてばかりいると体を冷やしますので、ご注意を。
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