2012年3月27日火曜日

母がピュアという健康食品にはまっています。 悪いものではなさそうですが 明ら...

母がピュアという健康食品にはまっています。



悪いものではなさそうですが



明らかに値段に見合わないサプリメントなので




止めさせたいのですが良い方法はありますか?





マズい即席ラーメンからスタートしてかれこれ10年、





その後はコウソとかいう納豆のネバネバ成分らしき錠剤にはまっていました。



昔からしっかり者で通っていた母だし





まぁ毒じゃなし月に2000円3000円ならと小言程度で収めていたのですが徐々にエスカレートしていたらしく





正月に顔を出したら定価23000円のやせ薬を三本セットで格安購入したと言って喜んでいました。

よくよく話を聞くとかなりヤバい感じです。





ああいえばこう言い返すで聞く耳持たない感じです。





ちなみに母はやせています。





医者からもらうコレステロールの薬を毒だと言いなかなか飲みたがらなかったのもこのせいか。





僕の仕送りがこんなものにと思うと悲しくなります。





本当に心配です。







心中お察しします。



健康食品は薬事法に触れない程度に効能をうたっておりさらに食品だから、自然なものだから薬のように副作用もないという偏ったイメージで世間に浸透しています。



では、健康食品の効果とはいかほどのものでしょうか?

物にもよりますが、基本的にそれほど期待できないというのが実情かと思います。鉄欠乏性貧血に対する鉄や骨粗鬆症に対するカルシウム、ビタミンDの効果は医学的に認められていますが、実際には正しい診断の上でなければ意味がないと思います。薬には、何人の人に使って、何人の人に効果があって、何人の人に問題があったかということが明らかになっているのが原則であり、このような根拠の示されない薬剤は淘汰される傾向にあります。



健康食品による健康被害は少なからずあり、薬のような監視や救済制度がないためなかなか表ざたになっていないだけという実情もあります。



コレステロールの治療については複数の薬剤で明らかな脳卒中や心筋梗塞の予防効果が示されており副作用に対する注意は薬である以上必要ですが、頻度も低く、明らかな有用性が認められています。健康食品すべてを否定するわけではありませんが、少なくとも周囲から見て常識的でない値段のものは問題だと思います。月に2-3000円程度なら目をつぶるとしてもそれ以上なら家族で食事に行ったり洋服買う方がナンボかましです。ちなみにコレステロールの治療薬は保険で3割負担で800円から1500円くらいです。

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