2012年3月20日火曜日

食品からのカルシウムは吸収率が低いのですが、特に牛乳の場合、乳幼児と大人では...

食品からのカルシウムは吸収率が低いのですが、特に牛乳の場合、乳幼児と大人では差が大きいです。

私は18歳にもなる老いぼれですが、もう吸収率は大人と同じ程度でしょうか。



体内の酵素は果てつつあるのかもしれません。







カルシウム単体だけでは吸収されにくいです。

カルシウムと一緒に、ビタミンDやマグネシウムを摂取すると吸収が良くなります。








牛乳からカルシウムは吸収できません。こどもやおとなに関係ありません。

『神様があたえてくれた反ミルク体制』

-東京大学名誉教授-星猛先生の説話より-

生理学的にいうと哺乳類は離乳機構をもっていて、子供のほうから乳離れをするのが自然なんです。それは神様がちゃんと反ミルク体制というものをつくってくれているからなんです。赤ちゃんはおっぱいを飲んでどんどん発育しますが、反ミルク体制がないと、いつまでもあたたかくておいしいおっぱいにしゃぶりついて自分で餌を探す能力がなくなってしまいます。さらにこまるのは外敵に襲われた時に子供がぶらさがっていると親もにげられないので、親子共々やられてしまうんです。それで反ミルク体制が自然にできて、乳離れを促すわけです。反ミルク体制というのはある時期になると急激に乳糖を分解する酵素「ラクターゼ」が活性化しなくなるんです。新生児期をすぎると急激にラクターゼが効かなくなります。乳糖を分解できないですからお腹がごろごろしたり下痢をしたりするようになるわけです。それではたまらないから、こどもは自分で餌をさがすようになるわけです。この離乳機構が働かない哺乳類はアシカやトドと牛乳を常用する遊牧民(北欧の民族)だけだといわれています。牛乳を飲みすぎて、体質が劣化し、麻痺してしまったのでしょうか。ですから北欧の遊牧民は乳癌や大腸癌などが牛乳を飲まないアジアの民族より数倍おおいこともよく知られた事実です。

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