2012年3月8日木曜日

牛乳などに含まれているカルシウムを体内に吸収しやすくする食べ物(栄養)はなん...





牛乳などに含まれているカルシウムを体内に吸収しやすくする食べ物(栄養)はなんですか?







カルシウムの吸収には、ビタミンDが有効です。ビタミンDは食品に含まれる栄養素ですが、活性型ビタミンDは主に体内のカルシウムの動きを調節するホルモンです。ビタミンDは魚肉やキノコ類などの食品に多く含まれ、皮膚でも合成されます。活性型ビタミンDは食品やサプリメントには含まれていません。ビタミンDは腸から吸収されると、肝臓と腎臓で酵素の働きを受け、活性型ビタミンD(1,25(OH)2D)に変化します。活性型ビタミンDは血液1ml当たり数十pg(10の12乗分の1g)というわずかな量で、血液中のカルシウム濃度を調節している重要なホルモンです。



肝臓、腎臓で代謝を受けて活性化されたビタミンD(活性型ビタミンD)は、小腸からのカルシウムの吸収を助けます。そのため食事から摂取したカルシウムを効率よく体内に取り込むことができます。また、活性型ビタミンDは腎臓の尿細管にも作用し、尿に排泄されたカルシウムをもう一度吸収するように働きます(再吸収)。このように体内のカルシウムの利用効率を高めるように働くのが活性型ビタミンDです。



加齢によって、日照を浴びる機会が少なくなり、皮膚でのビタミンDの産生量が低下したり、喫食量や回数が少なくなりビタミンDの摂取量が低下すると、ビタミンDの不足に陥りやすくなります。さらに、腎臓・肝臓でのビタミンDの活性化の低下がおこります。加えて、カルシウムの摂取量が不足し、腸管でのカルシウムの吸収率も低下します。これを補うように骨から血中へカルシウムが溶け出してきます。このようにカルシウムとビタミンDの欠乏は骨量が減少する原因となり、小児ではくる病、成人では骨軟化症が起こります。最近では、ビタミンDが欠乏しないまでも、不足した状態が長く続くと腰椎の骨密度の低下や圧迫骨折が起こりやすくなることが分かってきました。



さらに、ビタミンD不足は、大腿骨脛部骨折の発生にも間接的に影響しているといわれています。ビタミンD不足は、筋力低下や足の痛み、筋力の衰えなどの身体機能の低下にも関連しているといわれています。その結果として日照を浴びる時間が更に短くなり、ビタミンD不足に陥りやすくなります。また、ビタミンD不足によって転倒回数が増え、骨折しやすくなると考えられています。最近、ビタミンDや活性型ビタミンDとカルシウムを服用することで高齢女性の転倒回数が減少し、筋力の低下を抑えられるという報告が見られるようになり、ビタミンD不足が注目されるようになってきました。



■ビタミンDの多い食品ベスト20 (水分が40%以上の食品で)■

①あんこうのきも 110μg

②しらす干し(半乾燥) 61μg

③いわし(丸干) 50μg

④身欠きにしん 50μg

⑤すじこ 47μg

⑥しらす干し(微乾燥) 46μg

⑦いくら 44μg

⑧かわはぎ 43μg

⑨さけ(紅鮭) 33μg

⑩さけ(しろ鮭) 32μg

⑪スモークサーモン 28μg

⑫塩さけ 23μg

⑬にしん 22μg

⑭いかなご 21μg

⑮さんま(生) 19μg

⑯うなぎのかば焼 19μg

⑰ひらめ 18μg

⑱まぐろのトロ 18μg

⑲数の子 17μg

⑳あゆ(養殖/焼) 17μg

※食品100g当たりのビタミンDの含有量



■ビタミンDの多い食品ベスト8 (水分が40%未満の食品で)■

①きくらげ(乾) 440μg

②いわし(みりん干) 53μg

③たたみいわし 50μg

④いかなごの佃煮 23μg

⑤煮干し 18μg

⑥干ししいたけ(乾) 17μg

⑦わかさぎの佃煮 8μg

⑧削り節の佃煮 6μg

※食品100g当たりのビタミンDの含有量



■ビタミンDの摂取目標量■

・成人男子 5μg/日

・成人女子 5μg/日








バナナかな??



私、ブレンダーを購入したので牛乳と一緒に混ぜて飲んでます。







バナナって聞いたことある(*(ゥ)*)/'''''

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